ユニタールのスタディツアー 太平洋諸島の11か国29人が広島で防災を学ぶ
トンガやパプアニューギニアなど太平洋諸島の国々の研修生が広島で防災について学びました。
国連の研修機関「ユニタール」のスタディツアーに参加したのは、トンガやパプアニューギニアなど太平洋諸島の11か国の29人です。これは日本の災害対応について学ぼうと企画されたもので、10年前の広島土砂災害で大きな被害が出た安佐南区八木地区を訪れ豪雨災害伝承館や砂防ダムを見学しました。
★フィジーから(男性)
「フィジーに砂防ダムはなく私たちが砂防ダムの技術を取り入れられることができればいい影響になる」
★パプアニューギニアから(女性)
「私の国は土砂災害の被害が多いですが行政は土砂災害の対策を行っていません。ここに来てたくさんの新しいアイディアが浮かびました」
一行は、広島テレビも訪れ、地震や津波が発生した際の速報システムなどを視察。母国での災害対応に生かすことにしています。
【2024年11月12日 放送】