【宮島訪問税】2024年度予算案に活用を盛り込む 税収は3億5000万円を見込む 広島県廿日市市
広島県廿日市市は、宮島を訪れる観光客らから1人100円を徴収する「訪問税」を、今年度から実施しています。14日公表した予算案にも、その活用を盛り込みました。
廿日市市の「2024年度当初予算案」は、一般会計で582億円余りで、今年度をおよそ15億円上回り、過去最大規模となりました。去年10月から導入されている「宮島訪問税」。去年1年間に宮島を訪れた人は過去2番目の多さとなり、「税収」が当初の見込みを上回った為、来年度は3億5000万円を見込みます。
■松本市長
「使い道については、宮島口であったり宮島のターミナル、おもてなしトイレのところにサイネージがありますので、分かりやすく表示して、これからも気持ちよく税金を払って頂きたい」
新たな事業として、宮島口にある駐車場の混雑の状況などをスマートフォンで確認できるようにするほか、増加するゴミ対策やトイレの増設などに取り組むとしています。
《2024年2月14日放送》