営業を終えたマリホ水族館…魚たちのお引っ越し
12月1日で営業を終えた広島市のマリーナホップの水族館で、展示していた魚の引っ越し作業が始まりました。
■朝礼
「おはようございます」「丁寧に生き物を出す確実に作業を頼みます」
12月1日で閉館した「マリホ水族館」。サメやエイなど大きい魚を新しい施設に移す作業が行われました。受け入れ先の水族館の車が到着。魚にストレスをかけないように水族館と同じ水を水槽に入れるなど準備が進められました。
■宇井館長
「丸い手網持ってないのか」「あれ一本で勝負する?」
職員によって魚たちが丁寧にトラックに積み込まれていきます。
記者:「順調ですか」
宇井館長:「手間取ってますね」「仕方ないです」
いよいよ体長2メートル一番大きなトラフザメを運び出します。4人がかりでトラックの水槽へ。
また、宮島水族館に移る50種類、約2400匹も運び出されました。初日の作業を終え、館長の宇井さんは魚たちとの別れに…
■宇井館長
「最後まで飼育できなくてごめんなさいという気持ち。せめて元気に生きてくれればと願うだけ」
トラフザメは兵庫県の水族館へ。他の魚は宮島水族館や島根県の「アクアス」などで展示されます。魚の引っ越し作業は、12月10日まで続く予定です。
【2024年12月3日放送】