パスピー終了まで約1か月・・・交通各社や利用者 対応に追われる
IC乗車券「パスピー」のサービス終了まで1か月をきり、広島電鉄の窓口には人だかりです。
残高の払い戻しや、新しい乗車券システムの申し込みなどで、40人待ちとなっていました。
広島電鉄では、去年9月、新しい乗車券システム「モビリーデイズ」の本格運用を始め、約17万4千人が利用登録しています。3月29日の「パスピー」のサービス終了が近づくにつれ、窓口を訪れる人も増え、3月からは、休みだった土曜日も臨時で営業するなど、対応に追われています。
■モビリーデイズの手続きをした客
「終わるまで、1時間ちょっとかかってますね。(全バス会社)共通にしてもらえればモビリーデイズでもいいけど、ちょっとそこらが便利悪いなあと。」
バスセンターの窓口も、およそ90分待ち・・・。
パスピーの残高の払い戻しは、再来年の3月まで猶予がありますが、サービス終了日までと思っている利用者も多いといいます。
■パスピーの払い戻しをした客
「パスピーの解約だけです。イコカにしようかと。
(Q 2年間の猶予を知っていたら、今日来なくてもよかった?)
その方が、きっと時間がかからなかったかなと」
サービス終了まで1か月を切り交通各社も利用者も、対応に追われています。
【2025年3月3日放送】