水を求めて亡くなった犠牲者を慰霊 広島・平和公園で「とうろう流し」始まる
■木村和美アナウンサー
原爆ドーム前の元安川です。こちらでは午後6時からとうろう流しが始まりました。とうろう流しは水を求めて亡くなった犠牲者の霊を慰めるため、戦後間もなくとうろうを川に流したのが始まりと言われています。
とうろうの一部には原爆の子の像に手向けられた折り鶴の再生紙が使われています。実行委員会によると、約6000個が用意されているということで、ろうそくの柔らかな光とともに平和への願いが水面を優しく包みこんでいます。
【2024年8月6日 放送】
