広島でも被害想定 災害への備えを再確認
13日夜、日向灘を震源とした地震が発生するなか、県内の家電量販店などで、防災意識を高める「フェア」が開かれています。
阪神・淡路大震災などが起きた1月に合わせて巨大地震への備えを呼びかけます。
「すごいよ」
13日夜の地震発生時の広島市です。日向灘を震源とした地震で県内も最大震度3を観測しました。
気象庁は一時、南海トラフ巨大地震との関連を調べる臨時情報を発表。気象庁は発生の確率が高まったとみられる現象ではないとしましたが、地震への備えを呼びかけています。
県の想定によると、南海トラフ巨大地震が発生した場合、液状化や津波で最大およそ7万棟が全壊。1万5000人が命を落とす可能性があるとされています。
■金丸真帆記者
「広島市内の家電量販店です。こちらには1月から防災グッズの特設コーナーが設置されています」
阪神・淡路大震災や能登半島地震が発生した1月に、防災意識を高める取り組みです。この店では、携帯用トイレなど30点が入ったバッグや避難先で役立つ「ポータブル電源」などが並びます。
■エディオン広島本店 木野谷英樹フロアマネージャー
「災害が起きてから備えるとどうしても遅くなるはやめはやめに事前に備えをしっかりしていただけたら」
いつ起きるか分からない地震に、改めて備えを再確認する必要があります。
【2025年1月14日放送】