芸備線の再構築協議会について湯崎知事は2024年6月4日、岸田総理に対して、鉄道路線全体の議論を求めました。広島県の湯崎知事は岸田総理に対し、鉄道網全体の在り方を決めた上で芸備線・備後庄原駅から備中神代駅の存廃を議論するよう求めました。

■湯崎知事
「個々の路線、個別の区間の議論だけでなく、ネットワーク全体はどうあるべきなのか議論を踏まえてその上で個別の議論をすべきだというふうには考えている。全体の議論を国としてしっかりとお願いしたい」

岸田総理からは「ネットワークの考え方は大事だ」という話があったということです。赤字路線の存廃をめぐってはJR西日本が「木次線」の一部区間でも協議を要望していて、湯崎知事が路線廃止への懸念を示しています。

【2024年6月5日 放送】