広島大が「女子枠」を新設 26年度から理学部など3学部で
広島大学は主に理系の学部で伸び悩む女子学生の割合を増やすため、入試に「女子枠」を設けることを発表しました。
広島大学の越智光夫学長は25日の定例会見で、2年後の2026年度の入学試験で「女子枠」を新設すると発表しました。
対象は理学部と工学部、情報科学部の3学部で定員は合わせて37人。
筆記試験と面接などにより、合否を判定します。
■広島大学・越智光夫学長
「ダイバーシティ(多様性)という観点から、特にこの分野にもう少し積極的に女性の方々が進出していただいて活性化を(図りたい)」
広島大学では2023年4月の入学者の39%が女子でしたが、「女子枠」の対象となる3学部では15%でした。
【2024年3月25日 放送】