広島駅新ビル1階にバス乗り場 6月2日から暫定利用始まる
JR広島駅の新しい駅ビル工事に伴い、駅前のバス停も再整備されています。
6月の利用開始を前に、27日、乗り場が公開されました。
■濱野純一朗リポート
「新しく利用が始まるバス乗り場です。このように通路も広く確保されていて、快適な環境で乗り降りができそうです」
駅ビル工事と並行し、広島駅南口に設けられたバス乗り場。
6月2日(日)の始発便から暫定的に利用が始まります。
現在、広島駅南口広場には3つのホームに11か所のバス停があります。
これらは新しい駅ビルの1階部分に集約されバス停は9か所になります。
乗り場の広さは約5000平方メートルで、雨に濡れる心配もありません。
デザインにもこだわりました。
青いタイルは広島の海や川をイメージしていて、駅ビルの外壁にも用いられています。
一方、乗り場の変更に伴い地下道と現在のホームなどを結ぶ4か所の階段は閉鎖されます。
また、一部路線ではバス停が駅周辺施設前に移動するため、誘導員の配置が予定されています。
■広島市道路交通局交通施設整備部
有木健一郎 担当課長
「バスとかJR、路面電車の乗り換えがスムーズにおこなえるメリットがあります。誘導員を配置してできるだけ混乱のないような形で運用していきたい。」
来年春の駅ビル開業後もこれまでの乗り場では工事が続きます。
将来的に、合わせて22か所のバス停が設けられる乗り場の完成は2026年度末です。
【2024年5月27日 放送】