５年前の参院選をめぐる大規模買収事件で、広島高裁は一審で有罪判決を受けた広島市議の控訴を棄却しました。

２０１９年の参院選で、河井元法相から買収目的で現金３０万円を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われている木山徳和被告。一審では有罪判決を受けていました。

１８日の裁判で弁護側は無罪を主張するための新たな証拠が出たとして弁論再開の申し立てをしましたが、裁判所はこれを認めず、一審の判決を支持。控訴を棄却しました。

■木山徳和元広島市議
「私は納得できない。信じていただいた応援していただいた市民のためにも最後まで頑張りたい」

最高裁に上告するかは弁護士と相談し決めるとしています。

（２０２４年７月１８日放送）