頭を抱える生産者 例年に比べて雨の量が少なく野菜が生育不良 広島・庄原市
連日35度以上の猛暑が続く今年の夏。例年に比べて雨の量が少なく、野菜が生育不良となっており生産者は頭を抱えています。
■生産者 名越一雄さん
「今年は全然雨が降らなくて困ってます」
庄原市東城町の名越一雄さんは、年間約30種類の野菜を栽培しています。スーパーや道の駅などに出荷しますが、この夏は猛暑に加え降水量が少なく、ナスやキュウリといった夏野菜の生育に大きな影響が出ています。
■生産者 名越一雄さん
「(例年だと)大きくなって毎日採れますけど、今は2、3日探して採る感じ。しおれてますもんね。夏バテで弱ってます。」
ピーマンの葉もこの通り…。今後も雨が降らない日が続くと、夏野菜の収穫ができない恐れもあると言います。
■生産者 名越一雄さん
「再起不能ですね。元に戻らないでしょうね。適当な温度で適当な湿り気がないと
おいしい野菜はなかなかできないと思う」
来週にかけても暑い日が続く見込みで、野菜を栽培する人たちにとっては頭を悩ませる日が続きそうです。
(2024年8月2日放送)