弾道ミサイル発射を想定し避難の手順など訓練 広島・海田町
相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイルなどの発射を受け、ミサイルが広島県を通過することなどを想定した訓練が15日、広島県安芸郡海田町で行われました。
訓練は、外国から弾道ミサイルが発射され、広島県の上空を通過したり県内に落下する可能性があることを想定して行われました。
相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイルなどの発射を受け国が全国各地で実施しており、今回初めて、広島県と合同で行いました。
訓練には、海田町の住民などおよそ60名が参加。Jアラートが発令された際の避難手順などを確認しました。
■広島県危機管理課 佐藤伸樹課長
「Jアラートが実際に鳴った時に不安になったり慌てると思います。短い時間でどういう行動をすべきかというのを知っていただくためにも、いい機会になったかと思います。」
訓練では、地下のない施設では、窓から離れて頭を守ったり、地下のある施設での住民の避難誘導などを確認しました。
国と広島県は、普段から避難の手順を家族や住民同士で話し合ってほしいとしています。
(2024年2月15日放送)