全国各地のJRバス乗務員 運転・接客技術の腕前競う
全国各地のJRバスの乗務員が、運転や接客サービスの腕前を競う大会が広島市内で開かれました。全長が10メートルを超える車体を、三角コーンにあたらないように巧みに操ります。広島市安佐南区で開かれたこの競技会。全国のJRバスグループ8社から選抜された16人の乗務員が出場しました。大会は2023年で5回目。安全運行を目的に、運転や接客サービスなどの技術を競います。これは、「たこつぼ」と呼ばれる競技で、狭いエリアで方向転換する際の、技術や車体感覚を審査します。路上競技は公道を使って実施されました。ハンドル操作だけでなく、乗客への案内の仕方や声量も審査の対象です。小さなミスも減点となる中、乗務員たちは自らの技術を存分に発揮しようと懸命です。
■中国JRバス 竹村竜治さん
「すごく緊張した。優勝してもっと自信がついたらいいかなと」
■中国JRバス 酒井俊臣 社長
「若いドライバーが少なくっているがこれから入る人方にも(技術が)継承されていけばいいなと思う」
競技は2部門あり「一般線の部」は大阪を拠点とする「西日本JRバス」。「高速線の部」は「JR四国バス」の乗務員がそれぞれ優勝しました。
【2023年11月21日 放送】