【カープ】最年長・松山竜平 後輩たちと切磋琢磨 地元の支えと期待を胸に 17年目にかける思いに迫る

チーム最年長の松山竜平。毎年恒例となっている故郷の鹿児島県で自主トレをスタートしました。昨シーズンは、代打の切り札としてチームに貢献。代打打率は3割8分。21打点は両リーグ最多でした。
■カープ 松山竜平選手
「収穫はない、正直。課題しかない。代打でいい活躍が出たが、スタートで出たときに迷惑を掛けたし。」
2024年のテーマは「走り込んで、振り込む」。下半身の強化と打撃技術に更なる磨きを掛け、1年間戦える土台を作ります。後輩達もその背中を追いかけます。
■カープ 曽根海成選手
「バッティングなんで。課題は。」
■カープ 持丸泰輝選手
「もっとレベルアップしないと、このまま終わるなという危機感があったので。」
そして、ポスト西川候補に名乗りをあげる、田村俊介と中村貴浩です。
■カープ 松山竜平選手
「まだまだ始まって1クールだけ。充実したトレーニングができている。」
その名も『竜平会』。17年目のシーズンにかけるベテランの思いに迫りました。
『竜平会』の1日
太平洋も臨める「くにの松原」。ここで1日が始まります。例年では、1月後半から本格的に始める走り込みも、2024年は第1クールから。自主トレをする上で、大事にしていることがあります。それは「楽しむこと」。
■カープ 松山竜平選手
「競争はしているけど、すごくみんな和気あいあいと。やるときはやる。ちょっとふざけるときはふざける。楽しく。」
下半身を鍛えたあとは、母校の鹿屋(かのや)中央高校へ。野球部員と共に、およそ3時間バッティングと向き合います。今シーズン意識をおくのは、長打力。理由は、2023年のホームラン数。2012年以来のゼロに終わりました。
■カープ 松山竜平選手
「悔しいよりも、むなしい。ホームランを打ちたいし、長打を出さないと。そういうタイプのバッターなんで。それが出なくなったら、代打でも終わっちゃうだろうし。」