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四国で初! 女性の警察署長が就任 小松島警察署【徳島】

2025年4月1日 9:45
四国で初! 女性の警察署長が就任 小松島警察署【徳島】
2025年度を迎え、県警でも4月1日から新体制がスタート。

小松島警察署には、四国で初めてとなる女性の警察署長が就任しました。

「気をつけ!」

小松島警察署では4月1日、新たに就任した署長が、署員らを前に2025年度の訓示を行いました。

(小松島警察署・三浦充代 署長)
「私が警部となって初めて勤務したのが、この小松島警察署です。思い出あるこの警察署で勤務できることに、非常に喜びを覚えております」

署長に就任したのは三浦充代警視。

県警はもちろん、四国でも初めての女性警察署長です。

(小松島警察署・三浦充代 署長)
「住民の求める安全、安心は、部門ごとに分かれているわけではありません。むしろ困難複雑な課題ほど、署全体の総合力を発揮した対応が求められます。常に私たちはワンチームなんだという気持ちを持って、日々の活動に取り組んで頂きたいと思います。」

(記者)
「署長席の座り心地は?」

(小松島警察署・三浦充代 署長)
「立派な椅子なので、ちょっと座りなれない感じがします。ただこれからいろんな事の判断、決断をしていくんだなと思うと、身の引き締まる思いがします。」

交通巡視員を経て、1993年に警察官となった三浦署長。

育休を活用し、4人の子どもを育てながら、交番所長や幹部への昇任、副署長などを常に「県警女性初」の肩書とともに経験してきました。

当時は、「重圧を感じていた」といいますが..。

(小松島警察署・三浦充代 署長)
「(今は)昔と違って女性の幹部職員はたくさん、警視もいますし、警部も出てきている。(女性)初の所属長ですので、後に続く後輩たちの見本になれるように、しっかり頑張っていきたい」

三浦署長は署長室に籠ることなく、攻めの姿勢で外へ出ていきたいと話します。

小松島の平穏のため、署員70人を引っ張っていきます。
最終更新日:2025年4月1日 12:37
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