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鳴門市の北灘沖で、特産の「鳴門わかめ」の収穫が始まった【徳島】

2025年2月10日 15:45
鳴門市の北灘沖で、特産の「鳴門わかめ」の収穫が始まった【徳島】
鳴門市の北灘沖で、特産の「鳴門わかめ」の収穫が始まり、港は水揚げ作業に追われています。

漁師の米田裕俊さん、70歳です。

この日の朝、鳴門市北灘町の粟田漁港から沖合い約1キロにある養殖棚に向かい、収穫作業を始めました。

北灘漁協の管内では13軒が鳴門わかめを養殖していて、1月末ごろから今シーズンの収穫作業が始まりました。

海からロープを引きあげると長さ1メートル以上に成長したワカメが姿を現しました。

(米田さん)「これはもう最高じゃな、今のわかめ最高じゃ」

ワカメは、去年11月から12月にかけて種付けしたもので今の時期は50メートルのロープ1本から200キロほどのワカメがとれるそうです。

港に戻ると、家族らが総出でワカメを葉と茎、メカブの部分に切り分けていきます。

米田さんはこの日1日で約2トンを水揚げしました。

今年は、例年よりワカメの成長が遅れているといいますが・・・

(米田裕俊さん)
「暖冬で種付け自体が遅かったんですけど、今になって水温が下がってきて、最高のわかめになってます。

(Qどんな食べ方がいい?)
「しゃぶしゃぶがおいしいな、シャキシャキとしてな」

水揚げ作業は、3月中旬まで続き、北灘漁協では約600トンの収穫を見込んでいます。

2月15日には、北灘町の「JF北灘さかな市」で「わかめ祭り」が開かれ、ワカメの詰め放題などのイベントが行われます。
最終更新日:2025年2月10日 20:15

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