｢子どもが夢見る手伝いを｣宮崎美子さんが子ども図書館名誉館長に就任

建築家の安藤忠雄さんが設計を手がける｢こども図書館｣の名誉館長に就任した宮崎美子さんの就任式が5日、行われました。宮崎さんは｢子どもが夢を見る手伝いをしたい｣と抱負を語りました。

■熊本県 蒲島郁夫知事
「よろしくお願いします」

5日、蒲島知事から名誉館長の委嘱状を受け取ったのは、県出身の俳優、宮崎美子さん。宮崎さんが名誉館長を務めるのは、建築家の安藤忠雄さんが設計･建築する、こども図書館。正式名称は｢こども本の森 熊本｣で、現在、県立図書館の南側に建設中で、来年春に開館予定です。

建物は2階建てで、子どもが本に出合う場として、約460平方メートルに絵本や児童書を中心に約1万冊が所蔵されます。宮崎さんは名誉館長として、イベント参加をはじめとしたPR活動や、運営への助言などを行うということです。

■名誉館長に就任した 宮崎美子さん
「こどもたちがそこで空想したり、夢見たり、友達と出会ったり、そういう場所になればいいなって、そのためのお手伝いを考えていきたいと思います」
■蒲島郁夫知事
「宮崎さんの発信力をお借りしながら、子ども本の森 熊本を新たな熊本の宝としたい」
「基本的には自由にやっていただけたらと思います」
■名誉館長に就任した 宮崎美子さん
「自由にどんなことができるのかをこれからぜひ一緒に考えてください。ぜひご提案いただければと思っています。よろしくお願いします」

全国的にも知名度抜群の宮崎名誉館長。子どもたちの夢のためにどんな図書館に育てていくのか期待が高まります。