1万2千人が熊本市街地を練り歩く 藤崎八旛宮例大祭 神幸行列で使う甲冑の虫干し
神幸行列で使われる甲冑などの「虫干し」
朝、熊本市中央区の藤崎八旛宮の境内に運び込まれたたくさんの木箱。取り出されたのは、例大祭の神幸行列で使われる鎧や兜です。
熊本の秋の訪れを告げる藤崎八旛宮での例大祭。多くの勢子や飾馬などが熊本市中心部を練り歩く神幸行列は、祭りのハイライトです。2日は約40人分の鎧や兜が神殿の前で広げられ、カビや虫から守るために外気にさらす虫干しが行われました。
■藤崎八旛宮 藤岡敬士権禰宜
「祭りが近づいて来たなという感じがします。きちんときれいにして当日を迎えなければいけませんので、虫干しは非常に重要な日になります」
藤崎八旛宮の秋の例大祭は9月13日から始まり、60団体、1万2000人が参加する神幸行列は16日に行われます。
最終更新日:2024年9月2日 19:37