×

ユネスコ無形文化遺産「風流踊」登録後初の例大祭に沸く

2023年10月16日 20:25
ユネスコ無形文化遺産「風流踊」登録後初の例大祭に沸く
荒尾市の野原八幡宮で15日、例大祭が行われました。この祭りで奉納される「風流踊」が去年、ユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての例大祭です。

770年以上の歴史があるとされる野原八幡宮の風流踊は荒尾市の菰屋、野原、川登の3つの地区にそれぞれ伝わる民俗芸能で去年、全国41件の風流踊の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されました。

日本各地の雨乞いや盆踊りのもととなるもので、獅子頭に見立てた笠をを付けた2人の稚児が色鮮やかな衣装を身にまとい、太鼓や笛などの囃子にあわせて大太鼓と小太鼓を打ちながら踊ります。去年までは新型コロナの影響で中止や規模縮小の措置をとりましたがことしは本来の祭りとなりました。風流踊の奉納にあわせて八幡宮となりの荒尾市立八幡小学校では風流踊の歴史や文化を学んできました。15日も2年生から6年生までの子どもたちが学校で学んだあと全校児童で八幡宮へ。実際に見た踊りは…?

■児童
「伝統が繋がれていてとても美しかった」
「思った以上に迫力があってすごいと思いました」