「第3工場も熊本に」木村知事がTSMC本社で幹部に誘致の考えを伝える
熊本県・木村敬知事
熊本県の木村敬知事は26日、台湾の大手半導体メーカーTSMCの本社を訪れ、幹部に直接、第3工場を誘致したい考えを伝えました。
■藤木紫苑記者(現地時間26日午前9時半頃)
「台湾北部にある新竹市です。一帯は新竹サイエンスパークと呼ばれ、TSMC本社をはじめとした600を超えるハイテク産業が集まっています」
■藤木紫苑記者(現地時間26日午前9時半頃)
「台湾北部にある新竹市です。一帯は新竹サイエンスパークと呼ばれ、TSMC本社をはじめとした600を超えるハイテク産業が集まっています」
木村知事は、25日から27日までの3日間、就任後、初めて台湾を訪れています。26日は、TSMC本社で幹部との会談に臨みました。
会談は非公開で行われ、終了後、木村知事はTSMCの幹部に直接、熊本に第3工場を誘致したい考えを伝えた上で、地下水の保全対策への協力などを呼びかけたことを明かしました。
■木村敬知事
「長い目で熊本とのお付き合いのことを考えてくださっていることがわかりました」
TSMC側は、第3工場について「第1、2工場の運営が円滑に進めば、検討していく」と話したということです。
木村知事は27日、台湾総統府を訪問し、副総統や経済の担当大臣と面会する予定です。