「武者返し」って何?台湾と熊本の高校生が交流 翻訳アプリで案内も
熊本県と友好交流協定を結ぶ台湾・高雄市の生徒が28日、熊本の高校生と交流をしました。
玉名市のトマトハウスを訪れたのは高雄市の左營高級中学の生徒30人と専修大学熊本玉名高校の生徒です。
日本の高校にあたる左營高級中学はおととし、専大玉名高校と姉妹校提携を結びました。
去年とおととしは専大玉名高校の生徒が台湾を訪れ音楽フェスティバルで一緒に演奏するなど交流を行いました。28日は国際ビジネス科と吹奏楽部の生徒たちが、台湾の高校の生徒と一緒にトマトの収穫をしました。
■左營高級中学の生徒(17)
「すごく甘くておいしいです」
午後からは熊本城を訪れ、翻訳アプリを使ったり身振り手振りを交えたりしながら交流を深めました。
■専大玉名高校・山本あいさん(英語)
「城の石垣は垂直になっていて、敵が攻めてきても登ることができないため「武者返し」と言われています。お城の中へ入ってみましょう!」
■専大玉名高校・片山詩麻さん
「会話がとても難しくて通じ合えないこともあったんですけど会話が合った時がうれしかったです」
台湾の高校の生徒は29日まで熊本に滞在します。また今年12月には専大玉名の生徒が台湾に行き、左營高級中学と交流する予定です。