等身大ティラノ複製骨格など約2000点展示「御所浦恐竜の島博物館」オープン
熊本の「恐竜の島」に新たな施設が誕生です。20日、天草市御所浦町で恐竜の骨格や化石を展示する博物館がオープンしました。中には日本最大級の化石も。どんな展示があるのか取材しました。
恐竜の化石が多く見つかっていることから「恐竜の島」とも呼ばれる天草市御所浦町。20日、1億年の歴史を体感できる場所として「御所浦恐竜の島博物館」がオープンしました。
3階建ての館内には、等身大のティラノサウルスの複製骨格や歯の化石に、御所浦で見つかった日本最大級の獣脚類の歯の化石など約2000点が展示されています。また化石のクリーニング室も設置され、作業を見学することができます。
天草市が約14億6000万円をかけて整備した博物館。20日はアメリカ・モンタナ州のカーター郡立博物館との姉妹館提携も行われました。地元の中学生がボランティアで英語のガイドをする場面も。
■ガイド(英語)
「約190~250センチのほ乳類の化石です」
化石について詳しく説明しながら、館内を案内しました。
■御所浦恐竜の島博物館・廣瀬浩司学芸員
「1000点を超える天草の化石を展示していますのでそれをぜひ見ていただきたい。ぜひ来ていただいて天草の1億年を体感していただければと思います」
御所浦恐竜の島博物館は、午前9時から午後5時まで。月曜日が休館(祝日の場合翌日が休館)です。
【入館料】
■大人 500円
■高校・大学生 300円
■小・中学生 200円
■就学前の幼児と天草市内の小中高生は無料