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天草で早期米の苗づくり 3月下旬から田植え 海水流入被害農家への配布は意向聞いて対応

2024年3月12日 12:26
天草で早期米の苗づくり 3月下旬から田植え 海水流入被害農家への配布は意向聞いて対応

天草地方の早期米の田植えを前に、天草市河浦町で苗づくりが行われています。

天草市河浦町にあるJAあまくさ育苗センターでは、お湯で殺菌したコシヒカリの種もみを水に浸して発芽させ、ケースに土や肥料と一緒にまいていました。その後、種もみはハウスに持ち込まれ、生育を促すため保温するビニールシートで覆われました。

種もみは1か月ほどで15センチほどの苗になります。育った苗は天草市の牛深、河浦、天草の3地区、約250戸の農家に配られ、3月下旬には田植えが始まるということです。

天草市河浦町では、水門の工事のミスで海水が農地に流れ込む被害がありましたが、育苗センターでは、予定通り苗をつくり、被害農家の意向を聞いて対応するということです。