江戸時代のコメを栽培「幻のコメ復活プロジェクト」山鹿市の高校3校の生徒が田植え
江戸時代に栽培されていたコメを高校生が栽培する「幻のコメ復活プロジェクト」が山鹿市で始まり、12日、田植えが行われました。
田植えをしたのは、山鹿市の鹿本高校と鹿本商工高校、鹿本農業高校の県立高校3校の生徒約50人です。このプロジェクトは、県立高校の強みを生かし、学校の枠を越えた教育を行う「熊本県立高校One Teamプロジェクト事業」の一環で、生徒たちに地域の歴史や食文化への理解を深めてもらおうと、鹿本農業高校が企画しました。
今回栽培するのは、江戸時代に作られていたとされる熊本在来種のコメ「穂増」です。生徒たちは、農家から教わりながら昔ながらの手植えで丁寧に苗を植えていました。収獲は10月以降に行われ、日本酒の原料として活用される予定です。