「天草産は色つやが良く人気」羊角湾で真珠の核入れ作業
天草市河浦町の羊角湾で、真珠の核入れ作業が行われています。
羊角湾では、4つ業者が真珠の養殖を行っています。核入れ作業は、真珠の母貝となるアコヤ貝の活力があるこの時期から始まりす。白石惣一郎さんの作業場では、6人の職人が専用の器具を使って2年物と呼ばれる6センチほどに育ったアコヤ貝を開き、貝殻を丸く削った7ミリから8ミリの核を入れた後、真珠層を作る2ミリほどに切った外套膜を入れていました。
天草産の真珠は色つやが良く、人気が高いということです。白石さんは「羊角湾には栄養分を運ぶ川が多く流れ込むため、プランクトンが豊富で良い真珠ができる」と話していました。白石さんの作業場では今シーズン7万個から10万個の核入れを行い、来年1月頃には真珠の珠だしができるということです。