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品質の評価高い真珠の選別と250年前から続く黒砂糖作り 天草の師走の風景

2023年12月15日 18:44
品質の評価高い真珠の選別と250年前から続く黒砂糖作り 天草の師走の風景

天草から師走の話題が届きました。

真珠の養殖が盛んな天草市河浦町の羊角湾。松本基督さんの作業場では真珠の選別作業の真っ最中。専用のメスを使ってアコヤガイから真珠を取り出していました。エサが豊富な天草でとれた真珠は、品質の良さから近年、全国トップレベルの評価を受けているといいます。

■生産者 松本基督さん
「かなりいい仕上がりになっていると思います。品質的には日本一、アコヤ真珠に関しては世界一と言ってもいいんじゃないでしょうか」

1月16日に三重県で開かれる入札会に向けて珠出し作業はピークを迎えます。

一方、天草市佐伊津町で行われていたのは、伝統の黒砂糖作り。天草地方では約250年前から始まったとされています。サトウキビを搾った汁を釜で焚き、約2時間半かけてかき混ぜながら黒砂糖をつくります。

■佐伊津黒砂糖組合 佐藤常三郎代表
「この付近では煮つけなんかにも使っています。糖度が22度になっています。店頭に上がったらみなさん手に取ってご賞味ください」

黒砂糖は天草市内の物産店などで販売されています。