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カラフルな麻の服に"ひんやり"い草草履で涼しさ演出も…「涼の工芸展」

2024年7月10日 19:30
カラフルな麻の服に"ひんやり"い草草履で涼しさ演出も…「涼の工芸展」
KKT畑中香保里キャスター

熊本市の県伝統工芸館で、「涼の工芸展」が開かれています。

透き通る風鈴の音が迎えてくれる涼の工芸展。会場には、夏らしい絵柄の「のれん」や、見た目も涼やかな竹細工のかごなど約700点が展示、販売されています。

こちらは、福岡県の工房・テキスタイルでつくられた麻素材のカラフルな洋服やストールです。

■畑中香保里キャスター
「麻のワンピースをお借りしました。着た瞬間ひんやりとして、とても気持ちがいいんです。動くと風を通しますし、これなら暑い日も涼しく乗り切れそうです」

■テキスタイル長尾・長尾佳子さん
「汗をかいても発散することができる生地なので、速乾性、通気性を体感しながら涼しさを演出していただければ」

そして日本の夏と言えば畳。材料のい草で草履を作るのは八代市のい草職人、井上昭光さんです。

■畑中香保里キャスター
「い草の草履です。い草もひやっとして気持ちがいいです」

■イ草縄工房・井上昭光さん
「い草は湿気を吸うのが早い、呼吸が速い。すぐ乾燥するし、それと香りがいい。いいことづくめ」

ほかにも、横たわれるマットなど様々な商品があります。

また、能登半島地震の被災地、石川県七尾市で作った和ろうそくも販売されています。
涼の工芸展は、熊本県伝統工芸館で7月21日まで開かれています。(火曜休館)

最終更新日:2024年7月10日 19:30