薩摩切子に能登応援で輪島塗も…全国各地の伝統工芸品を展示販売
全国各地の伝統工芸品を展示販売する催しが熊本市で開かれています。熊本市中央区の鶴屋百貨店で行われている「日本の技展」。ことしのテーマは「暮らしを彩る技の極み」。全国から55社が出展し、実演を交えながら展示販売しています。
鹿児島県の薩摩切子。透明なガラスに色のついたガラスを厚くのせた「色被せ」という技法は、美しさや技術の高さから世界から高い評価を得ています。
青森県の宮本工芸は、職人が山ぶどうの皮を一つひとつ丁寧に編み込んだ「かごバッグ」を販売しています。
■福島尚輝記者
「ことしは石川・能登を応援しようと、5年ぶりに輪島塗が販売されています」
こちらは国の重要無形文化財に指定されている「輪島塗」です。
■桂月堂・桂木治さん
「1月の地震では、私が住んでいる家も両親が住んでいる家兼工房も全部住めない状態になりまして、私たちが作り上げたものをまたお買い求めていただけたら嬉しいですし生活再建に向かいたいと思っています」
「日本の技展」は8月19日(月)まで鶴屋百貨店で開かれています。