雄大な360°パノラマ 阿蘇中岳の見学エリア再開 噴火で機器破損し2年間閉鎖
阿蘇中岳の火口周辺の見学エリアのうち、「Dゾーン」と呼ばれるエリアの使用が、1日から再開されました。見学エリアの中で最も高い位置にあり、360°のパノラマが楽しめます。
阿蘇中岳第1火口西側にある「Dゾーン」は、火口に最も近いBゾーンが火山ガスで立ち入り規制された時でも見学できるようにと、1998年に整備されました。
下が退避壕になっている展望所が備えられています。
しかし、2021年10月20日の中岳の中規模噴火で火山ガス検知器が破損し、2年間、閉鎖されていました。復旧工事が完了し、1日から見学が再開されました。
Dゾーンの展望所は見学エリアの中で最も高い位置にあり、草千里、杵島岳、烏帽子岳など雄大な景観が楽しめます。
■名古屋からの夫妻
「ほかでは見られない。日本唯一じゃないですかね。阿蘇ならではの」
■東京からの見学者
「360°見渡せるので、本当に素晴らしいと思いました。とても感動してます」