【かなり珍しい】住宅街で真っ白なツバメのヒナを発見 親ツバメと仲良く電線に
プロ野球・ヤクルトスワローズの村上宗隆選手(熊本市出身)が史上最年少の200号ホームランを放った15日、長洲町で白いツバメとみられる鳥が撮影されました。村上選手をお祝いしにきたのでしょうか?この珍しい鳥を取材しました。
■山口明奈さん撮影(15日午後4時半頃・長洲町)
「珍しい鳥?ほら あそこおるやん!」
15日に撮影された映像。長洲町の住宅街の電線にとまる3羽の鳥。よく見ると真ん中の鳥は真っ白です。撮影した長洲町の山口明奈さんは、小学校と幼稚園に通う子どもの迎えから帰宅途中、自宅付近で思わずカメラを向けたということです。
この鳥の正体は?野鳥の観察や調査などを行う日本野鳥の会熊本県支部の原口研治事務局長に映像を見てもらいました。
■日本野鳥の会熊本県支部 原口研治事務局長
「ツバメで間違いないですけど、突然変異みたいな形で白くなっている個体じゃないかと思います。はっきり断定はできませんが、両側に2羽いたのが親で、白いツバメは巣立ったばかりのヒナじゃないか」
そして16日、撮影された場所に向かうと…近くの住宅でツバメの巣を発見!4羽のヒナが並ぶ中、1羽だけ真っ白なヒナが。こちらの住宅では、35年ほど前からツバメが巣をつくっているということです。
■白いツバメの巣がある家の人
「白いツバメは初めてです。えっ⁉まさかと思いました。近くにカラスがいるから、やられないように見守っている」
■日本野鳥の会熊本県支部 原口研治事務局長
「かなり珍しいので、見られたらラッキーだと思って、いいきっといいことがあると思います」
原口さんは、もし見つけても捕まえたり触ったりしようとせず、静かに見守ってほしいと話しています。