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「以前より多く見かけるように」傘の大きさ1m 触手10m 天草の海で巨大クラゲ撮影

2024年8月20日 19:40
「以前より多く見かけるように」傘の大きさ1m 触手10m 天草の海で巨大クラゲ撮影
撮影されたユウレイクラゲ

7月、天草市の男性が、傘の大きさが1メートル近くあるクラゲの撮影に成功しました。

上天草市の海中水族館シードーナツでは、天草近海に生息する3種類のクラゲを展示しています。水槽の中をゆらゆらと泳いでいます。
■来場者
Qクラゲはどう?
「かわいい。泳いでいるところ」
■来場者
「ぷかぷか浮かんでるところが好き」

「見ていると癒やされる」と、水族館でも人気者です。

そんな中、7月、天草市牛深沖で、あるクラゲが撮影されました。ユウレイクラゲです。ユウレイのように海を漂う姿から名付けられたといわれます。傘の大きさは1メートル近く、触手を伸ばせば10メートルほどになります。

■牛深ダイビングスクールブルーアース21くまもと 水洗壽男さん
「私が牛深に移住して今年で8年になるんですけど、年に1~2個見るぐらいだったのが、今はその3~4倍と言ってもいいんでしょうか」

ここ数年、天草の海で見る機会が増えたという巨大なユウレイクラゲ。なぜよく見かけるようになったかはわからないといいます。

一方で、水族館のスタッフによりますと、ほとんどのクラゲは毒を持っているということです。触手に触れると皮膚が腫れたり痛みを感じたりすることがあるため、海で見かけたら近づかず、ゆっくり遠ざかるよう呼びかけています。