「やめると言われ怒りが爆発」アルバイト女性3人を包丁で…殺人未遂の罪で店長の男を起訴
今年3月、熊本市の飲食店でアルバイトの女性3人が包丁で首などを刺された事件で、店長の男が2日、殺人未遂などの罪で起訴されました。
(防犯カメラの映像)
「誰か!助けてください!」「刺されて…」
熊本市の繁華街で叫び声をあげる女性。防犯カメラには、加害者から奪ったのでしょうか?刃物を手に助けを求める女性の姿が映っていました。
殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、熊本市中央区の飲食店店長・奈良公明被告(29)です。奈良被告は、今年3月22日、熊本市中央区下通の飲食店で、当時19歳から21歳の女性アルバイト3人の顔や首などを包丁で複数回刺し、殺害しようとした罪に問われています。このうち1人は、全治6か月の重傷を負いました。
奈良被告は、警察の調べに対して「ストレスで自暴自棄になっているときに『やめる』などと言われて怒りが爆発した」と供述し、殺意についても認めていましたが、熊本地検は奈良被告の認否について明らかにしていません。