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熊本市の住宅街で火事相次ぐ けが人なし

2024年6月12日 19:13
熊本市の住宅街で火事相次ぐ けが人なし
燃え盛る住宅から立ち上る黒煙。玄関から見える室内は炎で赤くなっています。

火事があったのは熊本市南区田井島の住宅です。きょう午後1時半ごろ、近くに住む人から「建物から煙が出ている」と消防に通報がありました。

■撮影者
「びっくりしました。(火が)もう真っ赤でしたね。真っ赤に燃え盛ってました」

火はおよそ1時間後に消し止められましたが木造平屋の住宅1棟およそ60平方メートルが全焼しました。この家にはインドネシア人の技能実習生の男性6人が住んでいたということですが、出火当時は外出していてけが人はいなかったということです。

こちらは熊本市中央区国府本町です。

■山本紗英子
「あたり一面白い煙におおわれこげくさいにおいが漂っている」

きょう午前9時50分頃、飲食店の入った店舗兼住宅が火が出ました。火はおよそ2時間15分後に消し止められましたが、1階と2階合わせて150平方メートルが全焼しました。出火当時、住民3人が建物の中にいましたが逃げ出して無事でした。現場はJR南熊本駅から東におよそ400メートルの住宅街で一時あたりが騒然となりました。警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。

今回の火事と直接関係はありませんが、これから湿気が多くなるため、熊本市消防局は「トラッキング現象」に注意を呼び掛けています。
どういう現象かというと、コンセントとプラグの間にあるホコリに湿気が加わって火災が起きる現象です。

最近、エアコンを使う機会が増えてきたと思いますが、エアコンのコンセントは、清掃が行き届きにくく、トラッキング現象が起こるリスクが高い場所です。
今のうちにこまめに掃除をしておきましょう。