転落した車の男女に刺し傷 女性は死亡･男性はけが 車内から複数の包丁見つかる

3月13日、小国町で車が山道から転落した事故で、車に乗っていて死亡した女性とけがをした男性には刃物による刺し傷があったことがわかりました。警察はけがの回復を待って男性から事情を聴く方針です。

この事故は3月13日の夕方、小国町下城で乗用車が山道から転落し、運転していたとみられる40代の女性が死亡、助手席に乗っていたとみられる50代の男性がけがをしたものです。

警察によりますと、女性の腹部には刃物による刺し傷があり、死因は出血性ショックとみられています。男性にも胸部など上半身にも傷があり、車内からは血痕が付着したものを含む複数の包丁が見つかっています。

警察は、2人には面識があり、いずれかが無理心中を図った可能性もあるとみて、男性の回復を待って事情を聞く方針です。