渋滞対策で開通したばかりの道路で交通事故相次ぐ 熊本市長は信号機設置求める考え
花園上熊本線
渋滞対策として4月、熊本市西区に開通した「花園上熊本線」などの道路で車の事故が相次いでいる問題を受けて、熊本市の大西市長は県警に信号機の設置を求めていくとしました。
熊本市西区を通る3本の都市計画道路をめぐっては、花園上熊本線ですでに2件の車の事故が発生しています。
また、西区島﨑などを通る2本の道路の沿線の住民から「道幅が拡張されたのに、信号機などがなく横断が危険」といった苦情が熊本市に寄せられています。
先週、現地を視察した熊本市の大西市長は、14日の定例記者会見で県警に信号機の設置を求めていく考えを示しました。
■熊本市 大西一史市長
「押しボタン式でいいので、横断歩道に早く信号をつけて欲しいというようなご意見を直接いただくなど、道路の効果や地域の現状を再確認・再認識した」
大西市長は具体的な信号の設置時期は未定としながらも、できるだけ早く信号機を設置するよう県警に要望したいとしました。