【立春】天草で梅の花が咲き始めるも…4日から6日頃にかけ平野部でも大雪となるおそれ
二十四節気のひとつ「立春」の3日、熊本県内では多くの地点で3月並みの暖かさとなりました。一方、4日から6日頃にかけては、この冬一番の強い寒気が流れ込む影響で、県内では平野部でも大雪となるおそれがあります。気象台は交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。
3日午前10時頃の天草市新和町。海岸沿いでは梅の花が咲き始めていました。地元の人によりますと、例年は1月初旬から花が咲くということで、今年は少し遅めの春の便りとなったようです。
一方、4日からは真冬に逆戻り。熊本地方気象台によりますと、4日から6日頃にかけて上空約1500メートルにマイナス12℃以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、県内では4日の明け方から6日頃にかけて山沿い、平野部ともに気温が平年よりかなり低くなり、警報級の大雪となる可能性があります。
4日午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで山沿いで15センチ、平野部で7センチと予想されています。また、5日午後6時までの24時間には、多いところ山沿いで20センチ、平野部で10センチの雪が予想されています。気象台は、積雪や路面凍結による交通への影響や農作物の管理などに十分に注意するよう呼びかけています。