「薬局の棚が空っぽ」止まらないインフルエンザ感染拡大 薬の供給にも影響
熊本県内でも警報レベルを超えているインフルエンザ。
■30代夫婦
「結構、怖いなっていうのがあって、アルコール除菌は結構している」
Qどうやって気をつけている?
■6歳の兄(妹にささやく)
「手洗いとうがい」
■4歳の妹
「手洗いとうがい」
熊本県によりますと、県内インフルエンザの感染者数は、12月29日までの1週間に7312件報告され、統計が残る2003年以降で最多となりました。
■畑中香保里キャスター
「感染者が急増したことで、薬の供給にも影響が出ています」
薬局で治療薬の棚を見せてもらうと。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「今年、全然入らない状況になっています」
■畑中香保里キャスター
「棚が空っぽになっていますね」
タミフルのジェネリック医薬品を販売する沢井製薬は1月8日、製造が追いつかないことを理由に、一時的に供給を停止すると発表しました。そのため先発品のタミフルも…。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「今のところは在庫があるが、今後の感染状況によっては出荷が制限されて、全然入らないという状況があるかもしれません」
錠剤タイプのゾフルーザにも需要が集中し、メーカーが出荷を制限する事態になっています。ただ、吸入薬は通常通り出荷されていて、過度な心配は必要ないといいます。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「使えるものを選びながら、患者さんの手元に薬がないという状況はないと思います」
感染拡大が続く中、予防対策の重要性が増しています。