【証拠品が盗まれる】警察が自宅の捜索で押収したスマホを盗んだ疑いの女を逮捕
警察が事件の証拠として押収したスマートフォンを盗んだ疑いで、36歳の女が逮捕されました。女は娘に対する保護責任者遺棄の疑いで、1月に逮捕されていました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区の自称、心理カウンセラーの女(36)です。警察によりますと、女は去年12月に夫が傷害の疑いで逮捕された際、警察が自宅から証拠品として押収した夫のスマートフォンを盗んだ疑いがもたれています。
家宅捜索を終えた警察官がスマートフォンがなくなっていることに気づきましたが、女は関与を否定。警察が捜索中に盗まれたとみて探していたところ、女の関係者の手元にあることが判明したということです。
警察は、娘にやけどをさせた傷害の疑いで去年12月に夫を逮捕。1月には娘に病院を受診させなかった保護責任者遺棄の疑いで女と夫を逮捕していました。
女はその後窃盗容疑を認めたということで、熊本南警察署は証拠品が盗まれたことについて、「再発防止に向けて指導を徹底していきます」とコメントしています。