【取材クルーが撮影】帰宅ラッシュで交通量の多い道路の中央に野生のシカ
KKTの取材クルーが10日夜、菊陽町の交通量の多い県道で野生のシカを撮影しました。
10日午後7時頃に撮影したシカです。ここは菊陽町にある県道、通称・国体道路です。シカは道路中央で座り込んでいました。帰宅ラッシュの時間帯でもあり、車が多い中、片側2車線の道路を横切ったシカ。ケガをしたのでしょうか、足を引きずっています。心配して様子を見にくる人もいました。
■上野聡行アナウンサー
「シカは足を引きずりながら動いていたので、もしかしたらケガをしているのかもしれません。道路脇の畑の中に入っていきました」
シカは道路沿いの畑の中を歩いて姿を消しました。午後7時半頃には、通報を受けた警察が駆けつけました。
10月3日には、熊本市中央区の繁華街に近い場所でも野生のシカが目撃されています。熊本市動植物園によりますと、今は繁殖期にあたり、オスの行動範囲が広がるほか、冬に備えエサを求めて長い距離を移動することがあるということです。また、繁殖期にはオス同士が争う習性があり、凶暴になっている可能性があるため、見かけても刺激しないよう呼びかけています。