地震で被災した熊本競輪場 2026年に14年ぶりのG1レース開催 7月に競技再開

熊本市の大西一史市長は、2日の定例記者会見で、2026年2月に熊本競輪場でG1レースの｢読売新聞社杯全日本選抜競輪｣を開催すると発表しました。熊本競輪場で競輪レースの中で2番目にグレードの高いG1レースが行われるのは、2012年以来14年ぶりです。

熊本競輪場は、2016年の熊本地震でメインスタンドに亀裂が入るなどの被害が出て、熊本市が約53億円をかけて再建工事を進めています。
■熊本市 大西一史市長
「競輪場の再建にご支援ご協力いただいた皆様に感謝の意を伝えるとともに、震災から復興した競輪場の再開を全国にアピールしたい」

熊本競輪場は今年7月に競技を再開し、駐車場や子どもが遊べるスペースなどの整備を進め、来年度のグランドオープンを目指しています。