半世紀にわたり1000振り以上の日本刀を手掛ける刀匠が初打ち
一年の作業の安全を願って日本刀の「初打ち」が荒尾市でありました。
荒尾市の刀匠、松永源六郎さんは半世紀にわたり、1000振り以上の日本刀を手掛けていて、1月3日は一年間の安全を祈願する恒例の「初打ち」をしました。
有明海の砂鉄を原料とした玉鋼を1400度まで熱しハンマーを打ち込むと、大きな音とともに火の粉が飛び散ります。
■松永源六郎さん「いつまで仕事やれるか、どこまで完成度をもっていくか、自分でも分からない ただ一生懸命やっていくことが 大事なのかなと思う」
松永さんは古武道の小岱流斬試の宗家でもあり、この日は弟子による初稽古で、刀の試し切りも披露されました。