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官公庁で仕事始め 能登半島地震の被災地へ職員派遣も

2024年1月4日 16:48
官公庁で仕事始め 能登半島地震の被災地へ職員派遣も
官公庁は4日が仕事始めです。新年のスタートにあわせて県庁などで仕事始め式が行われました。

県庁の仕事始め式にはおよそ160人が出席しました。

蒲島知事は任期満了を迎える4月までに川辺川に建設する流水型ダムについて五木村と相良村からの合意を得たいとしたほか、熊本豪雨で被災したJR肥薩線の復旧に向けた道筋をつけたいと決意を述べました。

このあと開かれた会見で、蒲島知事は、能登半島地震の発生を受けて九州地方知事会の事務局として、情報収集などを行う職員2人を4日から石川県に派遣するとともに、石川県の要請に基づき、5日からおよそ1か月間、医師や保健師など7人を派遣する方針を明らかにしました。

■蒲島郁夫知事「県としてはこれまで全国全世界から寄せられた(熊本)地震のお見舞い支援に応えるため、できることはなんでもやりたい」

一方、熊本市の大西一史市長は、危機管理防災部の職員4人を3日、石川県に派遣し、現地の被害の情報収集などを行っていることを明らかにしました。

また、4日は給水車2台を含む車両3台と職員7人のほか、災害廃棄物の処理にあたる職員を1人を追加で派遣したということです。