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「出馬は白紙」蒲島知事と2度選挙戦争った元熊本市長 来年3月の知事選は?

2023年12月7日 18:14
「出馬は白紙」蒲島知事と2度選挙戦争った元熊本市長 来年3月の知事選は?

6日に蒲島知事が出馬しないことを表明した来年3月の県知事選挙。新たな県政のトップへ誰が名乗りを上げるのか注目されています。これまで2回、蒲島知事と選挙戦を繰り広げた元熊本市長の幸山政史さんは7日にKKTの取材に応じ、出馬について「白紙」と答えました。

■熊本県・蒲島郁夫知事
「次の知事選には出馬しないことを決断いたしました」

6日、県議会で来年3月の知事選に出馬しないことを表明した蒲島知事。知事の表明を受けて、2016年と2020年の2回知事選に出馬した幸山政史さんにいまの思いを聞きました。

■幸山政史さん
「まずはおつかれさまでしたというのは県民のひとりとして申し上げなければならないだろうと思っています」

熊本県議会議員を経て2002年から2014年までの12年間熊本市長を務めた幸山さん。
任期中は熊本市の政令指定都市への移行を蒲島知事と協力して取り組みました。
前回の知事選では、無所属で自民党と公明党の支援を受けた蒲島知事に対し社民党や国民民主党、共産党の支援を受け選挙に臨みましたが現職の蒲島知事には及びませんでした。

その後は、子ども食堂や社会的養護が必要な子どもにかかわるポランティアなどをする中で有権者の声を聞き県政の課題を考えてきた幸山さん。
知事選の出馬について尋ねると…。

「まったく白紙とまずは言わせていただきたいと思う。今の県がどういう状況なのか将来的にどんな熊本県にしていかなければならないのか。県民一人ひとりが考えてくださいねとボールを投げられた」

次の知事選の意味を県民に伝えていきたいと語りました。

「地方の政治をもっとよくしたいという思いは 今も変わらずあります。今後どうあるべきかということ、刻一刻と選挙は近づいてくるのでしょうからそこに向けてどうしていくかという話は深まっていく可能性はある」