「あたり一面焦げ臭い」枯れ草焼ける火事20時間後に鎮火 熊本市南区
5日、熊本市南区富合町で枯れ草が焼ける火事がありました。発生から約20時間後の6日午後に鎮火しました。
サイレンが鳴り響く中、暗闇を真っ赤に照らす激しい炎と立ち昇る煙。これは5日午後7時前、熊本市南区富合町で撮影された映像です。
火事があったのは、宇土市の土木工事会社、浦本緑化工業が所有する資材置き場です。消防によりますと5日午後6時40分頃、近所に住む男性から「枯れ草が燃えている」と消防に通報がありました。
■永島由菜アナウンサー(6日午後1時半頃)
「火災発生から20時間近くがたちましたが、枯れ草の中からは白い煙が上がっています。そしてこのあたり一面焦げ臭いにおいがしています」
この火事でけが人はいませんでしたが、枯れ草など約1500平方メートルを焼きました。枯れ草は、たい肥作りのために資材置き場に積まれていたということです。
消防が重機を使って枯れ草を掘り起こしながらの消火活動を続け、火災発生から約20時間後の午後2時半過ぎに鎮火しました。