踏切内で立ち往生 列車と衝突した車の運転は高森町長 公務外で人的被害なく町は公表せず
11月9日、熊本市北区のJR豊肥線の踏切内で起こった車と列車の衝突事故で、車を運転していたのが高森町の草村大成町長だったことがわかりました。
この事故は11月9日夜、熊本市北区龍田陳内にあるJR豊肥線の踏切で、踏切内で立ち往生していた車1台と熊本駅行きの上り列車が衝突したものです。この事故で、車を運転していたのが高森町の草村大成町長だったことが分かりました。
警察によりますと、踏切の先にいた車が動き出したのを確認して草村町長の車が踏切内に入ったところ、遮断機が下りてきたとみられます。草村町長や列車の乗客乗員にけがはありませんでした。JR九州によりますと事故の影響で約4時間にわたって運休や遅れが生じ、約600人に影響が出たということです。
当時、草村町長は家族の家に向かう途中で、町にはすぐに事故を報告していました。しかし公務外の事故で、人的被害がなかったことなどから、町は公表を控えていたということです。