過去最大の総額4014億円 熊本市来年度予算案提出で新庁舎関連費用も計上
熊本市議会が19日に開会し、過去最大となる総額4014億円の来年度一般会計当初予算案などが提出されました。
■熊本市・大西一史市長
「上質な生活都市の実現に向け特に、こども・子育て政策を積極的に推進していく必要があると考えています」
熊本市の来年度の一般会計当初予算案は総額4014億円で、今年度を199億円上回り過去最大となっています。
今年度開設されたこども局の予算は620億円で、新たな事業ではこどもの年齢に応じて保護者にきめ細かな情報を提供する「子育て支援アプリ」。相談・通報に専門的に対応する「こどもの権利サポートセンター」などにかかる経費が計上されています。
このほか熊本市の新庁舎建て替えに向けた建設地や機能の検討、それにシンポジウムの開催などにかかる費用4300万円などが盛り込まれています。
熊本市議会は3月22日まで開かれます。