熊本の「大空港構想」とは?TSMC進出など受け見直し 空港機能の強化など盛り込む
熊本県の蒲島知事は24日、定例記者会見で、熊本空港を中心とした新たな「大空港構想」が策定されたと発表しました。
大空港構想は、熊本空港を中心に周辺地域の活性化を目指すものです。
前回の構想策定から7年。熊本空港の新ターミナルビル開業や台湾の大手半導体メーカーTSMCの工場進出など、空港をとりまく環境が大きく変化したため、県は有識者会議を設置して構想の見直しを進めていました。
有識者会議からの提言を受けて県が策定した新しい構想は、空港機能の強化、産業の集積と産業力の強化、交通ネットワーク構築、快適な生活ができる街づくりの
4つの柱で構成されています。
■熊本県 蒲島郁夫知事
「半導体など最先端の製品を熊本から輸出入できるような空港機能を強化するとともに、多くの乗客が利用できる空港にしたい」
例えば空港機能の強化については、九州の他の空港よりも短い運用時間の見直しや、国際貨物の輸送に向けた体制づくりなどが盛り込まれています。
また、TSMCの熊本進出を契機とした半導体関連企業の集積を進めるほか、渋滞緩和に向けて▽公共交通の利便性の向上や道路整備などを行うとしています。
構想の期間はおおむね10年間で、蒲島知事は「空港周辺のみならず、県や九州全体に波及効果をもたらしたい」と話しています。
大空港構想は、熊本空港を中心に周辺地域の活性化を目指すものです。
前回の構想策定から7年。熊本空港の新ターミナルビル開業や台湾の大手半導体メーカーTSMCの工場進出など、空港をとりまく環境が大きく変化したため、県は有識者会議を設置して構想の見直しを進めていました。
有識者会議からの提言を受けて県が策定した新しい構想は、空港機能の強化、産業の集積と産業力の強化、交通ネットワーク構築、快適な生活ができる街づくりの
4つの柱で構成されています。
■熊本県 蒲島郁夫知事
「半導体など最先端の製品を熊本から輸出入できるような空港機能を強化するとともに、多くの乗客が利用できる空港にしたい」
例えば空港機能の強化については、九州の他の空港よりも短い運用時間の見直しや、国際貨物の輸送に向けた体制づくりなどが盛り込まれています。
また、TSMCの熊本進出を契機とした半導体関連企業の集積を進めるほか、渋滞緩和に向けて▽公共交通の利便性の向上や道路整備などを行うとしています。
構想の期間はおおむね10年間で、蒲島知事は「空港周辺のみならず、県や九州全体に波及効果をもたらしたい」と話しています。