【懲戒免職】甲佐町職員「パチンコなどで借金かさみ…」互助会費15万円盗む
甲佐町は、総務課に勤務する主事(28)を7日付けで懲戒免職処分としました。
甲佐町によりますと主事は去年12月、当時町から派遣されていた県後期高齢者医療広域連合で、広域連合の職員から集めた「互助会費」15万円を盗んだということです。「互助会費」は懇親会などに使用するもので、事務室の鍵付きのキャビネットに保管されていました。
別の職員が現金が無くなっているのに気づき発覚。広域連合が警察に被害届を提出し、主事は警察に対し現金を盗んだことを認めたということです。
主事は町の聞き取りに対し、「パチンコなどで借金がかさみ、窃盗を思いついた。私的に使った」と話しているということです。
甲佐町の甲斐高士町長は「町に対する信頼を著しく損ない誠に申し訳なく心からお詫び申し上げます。再発防止に向け、法令順守、服務規律の確保や信用失墜行為の根絶を図るよう信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。