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世界トップレベルのプレーに魅了 熊本初のバドミントン国際大会ダイジェスト

2023年11月20日 19:37
世界トップレベルのプレーに魅了 熊本初のバドミントン国際大会ダイジェスト
バドミントンの国際大会熊本マスターズジャパン。熊本で初めて開催された大会には6日間で約1万8400人が訪れ、観客が世界トップレベルのプレーに魅了されました。

BWF(世界バドミントン連盟)のワールドツアー熊本マスターズジャパン。
来年開催されるパリオリンピックの選考にも関わる重要な国際大会です。

■KKT松本茜記者
「熊本マスターズジャパン最終日。開場10分前には体育館前に観客が長い列をつくっています」

■鹿児島県から
「東京でしかスーパーシリーズはないので、熊本県で鹿児島なので車でちょっとのところであるとなると子どもにはすごく刺激がありありがたい」
「強い女子選手の試合を見たいです。(動画では)いつも小さく映っているが本物ってこんなに大きいとか打ち方もすごく気になる」

■熊本市内から
「普段見られない世界レベルの試合を楽しみたい」

のべ1万8388人が訪れた今大会。数々の熱戦が繰り広げられました。

初日に登場したのは女子ダブルスで上位進出が期待される熊本県出身の福島由紀・廣田彩花ペア。
中国の若手ペアを相手に激しい打ち合いになったものの最後はパワーで押し切られたフクヒロペア。
ふるさとで一勝をあげられず涙をこぼしました。

■廣田彩花選手
「もっともっと自分たちの試合をファンに見せたかったという思いがあってすごく悔しい」


再春館製薬所の志田千陽・松山奈未ペアは、タイの姉妹ペアとの初戦。
最終ゲームまでもつれた試合はレシーブでのミスが目立ち立て直すことができないまま敗戦。
悔しい結果となりましたがパリオリンピック金メダルに向け前を向きました。

■志田千陽選手
「(試合は)これからまだまだ続くので良い報告ができるよう強くなって戻ってこられるよう頑張りたい」


県関係の有力選手が初戦で姿を消すなか、会場を魅了したのは男子シングルス元世界ランキング1位の桃田賢斗選手。韓国で行われた国際大会で優勝し中1日で大会に臨みました。

予選を勝ち上がって迎えた2回戦。
1回戦に続き最終第3ゲームまでもつれこむと、連戦の疲労がたまり体が思うように動きません。
そんな桃田選手を奮起させたのが…会場からの桃田コール!勝利を願うファンの姿に桃田選手が応えます。

試合終盤になんと6点差をひっくり返す大逆転勝利!
翌日の準々決勝で力尽きたものの桃田選手の奮闘が多くのファンを魅了しました。

■桃田賢斗選手
「今バドミントンやっていてすごく楽しいのでさらにレベルアップしてまたみなさんの前で元気いっぱいプレーできれば」