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「応援に背中を押された」桃田賢斗が激闘を制しベスト8 熊本マスターズジャパン

2023年11月16日 17:53
「応援に背中を押された」桃田賢斗が激闘を制しベスト8 熊本マスターズジャパン
バドミントンの国際大会熊本マスターズジャパン。16日はベスト8をかけた熱戦が繰り広げられ、トップ選手たちが会場を沸かせました。

前日に80分を超える死闘を制した男子シングルス、元世界ランキング1位の桃田賢斗選手。16日は長身のデンマーク選手との2回戦に臨みました。

連戦の疲れからか、第1ゲーム序盤はミスを連発した桃田選手ですが、鳴りやまない会場の「桃田コール」に奮起します。

19対19でゲームポイントをかけたラリー。相手の攻撃をしのぎ強いレシーブからスマッシュ!終盤4連続得点でこのゲームを奪います。

第2ゲームは接戦で落とし迎えた最終第3ゲーム。

なんとかシャトルを追いかけますが、疲労のたまった体が思うように動きません。それでもあきめないファンたちの声援に桃田選手が応えます。

なんと連続7点目となる渾身のスマッシュ!最大6点差をひっくり返した桃田選手が100分の激闘を制しました。

■桃田賢斗選手
「何回もあきらめそうになったんですけど、みなさんの応援のおかげで…本当にみなさんの応援のおかげですね、背中を押されました。明日も試合をできる喜びを感じながら、明日も長い試合をしたい」

女子ダブルスでは、再春館製薬所の廣上瑠依・加藤佑奈、ヒロカトペアが目標のベスト8入りをかけて2回戦に挑みました。

第1ゲーム。マレーシアのペアのミスやm息のあった攻撃で6点差をひっくり返します。終盤も果敢に攻めるヒロカトですが、あと一歩及ばずこのゲームを奪われると、第2ゲームも流れをつくれず敗戦。これで熊本県関係の選手が姿を消しました。

■廣上瑠依選手
「苦しい場面も声を出して応援してくれる方がたくさんいたので、声援に応えられるように、まずは12月の大会で結果を残せるように頑張りたい」

連日世界トップレベルの熱い戦いが続く熊本マスターズジャパン。17日は各種目の準々決勝が行われる予定です。